私たちは、インターネットは誰もが平等に利用できることが重要だと考えており、個人の状況や能力にかかわらず、可能な限り多くの方々がアクセスできるウェブサイトの提供に努めております。
この目標を達成するため、私たちは「JIS X 8341-3:2016 高齢者・障害者等配慮設計指針－情報通信における機器，ソフトウェア及びサービス－第3部：ウェブコンテンツ」および、
World Wide Web Consortium（W3C）が策定した「Web Content Accessibility Guidelines 2.1（WCAG 2.1）」のAAレベルに基づいた厳密な対応を目指しています。
これらのガイドラインに準拠することで、視覚障害者、運動障害者、弱視者、認知障害を持つ方々を含むすべての人々が、問題なくウェブサイトを利用できるようにしています。
当サイトでは、可能な限りアクセスしやすい環境を提供するために、さまざまな技術を導入しています。例えば、特定の障害を持つ方々がウェブサイトのUI（ユーザーインターフェース）を自分のニーズに合わせてカスタマイズできる機能を搭載しています。
アクセシビリティモード
- てんかん安全モード：フラッシュや点滅するアニメーション、危険な色の組み合わせを排除し、てんかんをお持ちの方が安心してウェブサイトを利用できる環境を提供します
- 視覚障害者モード：視力の低下やトンネルビジョン、白内障、緑内障などを抱える方々に配慮し、ウェブサイトを見やすく調整します。
- 認知障害モード：ディスレクシアや自閉症、脳卒中による認知障害をお持ちのユーザーが、ウェブサイトの重要な要素に集中しやすいよう、さまざまな支援オプションを提供します。
- ADHDフレンドリーモード：ADHDやその他の神経発達障害をお持ちのユーザーが、ウェブサイトの主要な要素を読みやすくし、閲覧や集中を妨げる要素を大幅に減らします。
- ブラインドネスモード：JAWS、NVDA、VoiceOver、TalkBackといったスクリーンリーダーとの互換性を確保し、視覚に障害のある方がこれらのソフトウェアを通じてウェブサイトを利用できるようにします。スクリーンリーダーは、コンピュータやスマートフォンにインストールされた視覚障害者向けの支援ソフトウェアです。
デザイン・読みやすさの調整
- フォント調整：ユーザーは、フォントサイズを自由に増減したり、フォントの種類を変更したり、文字間のスペーシング、配置、行の高さを調整することができます。
- 色の調整：ライト、ダーク、反転、モノクロなど、さまざまなカラープロファイルをユーザーが選択できます。さらに、タイトル、テキスト、背景のカラーを7種類以上のオプションからカスタマイズすることも可能です。
- アニメーション：てんかんをお持ちの方は、ボタンをクリックするだけで、すべてのアニメーションを停止させることができます。このインターフェースで制御できるアニメーションには、ビデオ、GIF、CSSのフラッシュトランジションが含まれています。
- コンテンツの強調表示：ユーザーは、リンクやタイトルなどの重要な要素を強調表示する設定が可能です。また、フォーカスされたり、ホバーされたりした要素だけを強調表示するオプションも提供しています。
- オーディオミュート：聴器を使用しているユーザーの中には、オーディオの自動再生が頭痛などの問題を引き起こすことがあります。このオプションを使えば、ウェブサイト全体をワンクリックでミュートにできます。
- 認知障害：私たちは、ウィキペディアやウィクショナリーにリンクされた検索エンジンを活用して、認知障害を持つ方々がフレーズや略語、スラングなどの意味を理解しやすくしています。
- その他の機能：ユーザーはカーソルの色やサイズを変更したり、キーボードナビゲーションを有効にしたりと、さまざまな便利な機能を利用することができます。
ブラウザおよび支援技術の互換性
私たちは、できる限り多くのブラウザや支援技術に対応し、ユーザーが自分に最適なツールを自由に選べる環境を提供することを目指しています。そのため、Google Chrome、Mozilla Firefox、Apple Safari、Opera、Microsoft Edge、JAWSやNVDA（スクリーンリーダー）を含む、WindowsおよびMacユーザー向けの主要なシステムを幅広くサポートするよう努めています。
ご意見やフィードバック
私たちは、誰もが自身のニーズに合わせてウェブサイトを利用できるよう、最大限の努力をしていますが、一部のページやセクションがまだ完全にアクセス可能でない場合があります。また、現在改善中の箇所や、技術的な制約により対応が難しい部分も存在するかもしれません。それでも、私たちはアクセシビリティの継続的な改善に取り組んでおり、新しい技術の導入や機能の追加・更新を行い、より優れたアクセス環境を提供することを目指しています。サポートが必要な場合やご意見があれば、ぜひご連絡ください。